絵本の情報

タイトル | わたしの |
作 | 三浦太郎 |
出版社 | こぐま社 |
定価 | 800円(税抜き) |
読み聞かせの目安時間 | 約1分45秒 |
レビュー
・物を所有する感覚を養える!
・それだけでなく、大小の感覚も養える!
三浦太郎の「あかちゃんえほん」第三弾です。「くっついた」「なーらんだ」は0才からおすすめですが、こちらの「わたしの」は1才以降が楽しめるかなと思います。
おおきい いす
ちゅうくらいの いす
ちいさい いす
わたしの どれかな
「わたしの」三浦太郎 こぐま社
大中小のさまざまなモノが出てきて、「ちいさい 〇〇 わたしの」というフレーズが繰り返されます。いすやお茶碗、歯ブラシ、、、「わたしの」「〇〇の」といったように、モノには持ち主がいる場合があることを学べます。
また、三浦太郎さんの描く絵はとてもシンプルなので、大中小の大きさに描かれたモノの絵に自然と目が行きます。視点がしっかりと定まるのがいいなと思いました😊
この絵本のもう一つのお気に入りポイントが、大きい中くらい小さいのモノの大きさの感覚を養えるところです。単色のシンプルな背景に、大中小のいすやお茶碗などが描かれています。大きさの違いがはっきりと描かれているので、繰り返しこの絵本を見ていく中で、大小の感覚をつかんでいけることが期待できます!
仕事で小学生に算数を教えているのですが、数や物の大小関係を苦手とする子が意外といます。
学校の授業でやったらその感覚がすぐに身に付くわけではなく、日常生活の中での経験を通して養われていく感覚だなと感じました🕊
小さい頃から意識して声掛けをしていきたいと思っています😊
すごくシンプルなあかちゃん絵本ですが、とても大事なことを学ぶきっかけとなる絵本でおすすめです♪


最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
このブログでは、絵本好きの筆者がこれまでに、実際に息子に読み聞かせてきた絵本を紹介しています。
「絵本を読んであげたい!」という思いをおもちの方に、少しでも参考になればとの思いでブログを書いております。
子どもも読み聞かせをする側も一緒に笑顔になれる、そんな絵本の情報を発信していきます♪
