絵本の情報

タイトル | きみにありがとうのおくりもの |
作・絵 | 宮野聡子 |
出版社 | 教育画劇 |
定価 | 1,300円(税抜き) |
読み聞かせの目安時間 | 約5分20秒 |
レビュー
・くまくんとこりすの互いに思いあう姿にほっこり☺
・「ありがとう」ってどんなときに言うのか考えるきっかけになる
「いちばんしあわせなおくりもの」の続編。
掃除や洗濯、料理が好きな元気いっぱいのこりすと、花や野菜を育てるのが好きなのんびりやのくまくん、森のはずれの洞穴で二人は仲良く暮らしています。
庭に咲いたきれいな花や、おいしい野菜は、みんな、くまくんが大切に育ててくれたおかげ。
お日様のにおいのするシーツや、ふんわり柔らかいタオルは、みんな、こりすがきれいに洗ってくれたおかげ。
「きみにありがとうのおくりもの」宮野聡子・作 教育画劇
くまくんとこりすは、何気ない日常の中にある相手への「ありがとう」という気持ちを、とても大切にしています。
♡「これをしたら、喜んでくれるかな?」「きっと、喜ぶだろうな」互いを思いながら、相手の喜ぶことを考える姿。
♡仲良く夕食の準備をする姿。
♡「ありがとう」という気持ちを伝えあう姿。
心がぽかぽかあたたまります。
sumiと 息子 と「きみにありがとうのおくりもの」
息子に「ありがとう」について考えてほしくて、こちらの本を読み聞かせています。
息子は「ごめんね」や「ありがとう」をなかなか言いません。表情を見ると、何か言いたげな様子が伝わるので、息子なりに何か気持ちを抱いているのはとても伝わってきます。私自身、子ども時代は素直に謝ったり、お礼を言うことができないことがありました。気持ちがないわけではないのですが、なぜか口から出せないのです。息子が私と同じ理由で言えないのかはわかりませんが、自分の気持ちを素直に言葉で伝えられるようになったらいいなと思います🍀
くまくんとこりすの二人の優しい気持ち、互いに思いあう姿、「ありがとう」の気持ちを通して、温かい気持ちを感じてもらえていたら嬉しいです😊
こちらの本を読んでかは分かりませんが、最近「あーと」(訳:ありがとう)と言ってくれるようになりました。息子に「あーと」と言ってもらえると、私も心がぽかぽかになります。小さな息子に「ありがとう」の言葉の力を学ばせてもらっています。


最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
このブログでは、絵本好きの筆者がこれまでに、実際に息子に読み聞かせてきた絵本を紹介しています。
「絵本を読んであげたい!」という思いをおもちの方に、少しでも参考になればとの思いでブログを書いております。
子どもも読み聞かせをする側も一緒に笑顔になれる、そんな絵本の情報を発信していきます♪