絵本の情報

タイトル | わにわにのおでかけ |
文 絵 | 小風さち 山口マオ |
出版社 | 福音館書店 |
定価 | 900円(税抜き) |
読み聞かせの目安時間 | 約2分15秒 |
レビュー
小風さちさんと山口マオさんが手がける「わにわに」シリーズです。「わにわに」シリーズの魅力の一つである、山口マオさんの木版画からは、わにの力強さや生命力が伝わってきます。
毎度茶目っ気あふれる行動で楽しませてくれるわにわにですが、今回は夜のお散歩に出かけます。家の外から聞こえる足音が気になり、人の流れについて行ってみると、屋台が並び大賑わいの縁日でした。綿あめ屋さん、お面屋さん、金魚屋さん、屋台をまわっていると花火が始まります。大空いっぱいに広がる花火を眺めるわにわに。縁日や花火を楽しんだわにわには、お家に帰って眠りにつきます。
縁日でぶら下げられている提灯、屋台のお面、綿菓子屋さんの袋のデザイン、、、木版画で描かれる縁日のシーンは、見応えたっぷりです。
また、見開きで大きく木版画で描かれた花火も迫力が違います。両腕を広げて花火を眺めるわにわにの後ろ姿もかわいいです☺
最後お土産のヨーヨーを指に付けたまま眠りにつくわにわにの表情にもほのぼのします😊
![]() | わにわにのおでかけ (福音館の幼児絵本*幼児絵本シリーズ) [ 小風さち ] 価格:990円 |



sumiと息子と「わにわにのおでかけ」
息子のお気に入り「わにわに」シリーズ、私もパパも大好きです!
2020年に誕生した息子は、コロナ禍ということで花火や縁日を体験したことがありませんでした。絵本を通して少しでもお祭りの雰囲気を感じてもらいたいな、という思いで読み聞かせていました。
そしてついに、3才になった今年の夏に、ようやく体験することができました!たくさんの人で賑わい、太鼓の音が聞こえ、色とりどりの屋台の明かりが灯る縁日の雰囲気をやっと味わうことができ、息子とお祭りに来られたことがとてもうれしかったです😊
近所のお祭りに行こうと家を出て、会場近くまで来て太鼓の音が聞こえてくると「なんかきこえるよ?おまつりかな?」とはしゃぐ息子。会場につくと人の多さに最初は緊張していたようですが、かき氷を食べたり、盆踊りを見たりするうちに、すっかりお祭りの雰囲気に慣れて楽しめたようです♪


最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
このブログでは、絵本好きの筆者がこれまでに、実際に息子に読み聞かせてきた絵本を紹介しています。
「絵本を読んであげたい!」という思いをおもちの方に、少しでも参考になればとの思いでブログを書いております。
子どもも読み聞かせをする側も一緒に笑顔になれる、そんな絵本の情報を発信していきます♪