絵本の情報

タイトル | ばけばけばけばけばけたくん おまつりの巻 |
作 | 岩田明子 |
出版社 | 大日本図書 |
定価 | 1,300円(税抜き) |
読み聞かせの目安時間 | 約2分35秒 |
レビュー
・お祭りの定番メニューがたくさん出てきて、お祭り気分を味わえちゃう♪
・食べたものに化けるばけたくんの姿にビックリ!大笑い間違いなし!
・楽しい擬音語がいっぱいで、親子で一緒に音読したくなる!
岩田明子さんの「ばけたくん」シリーズの、「おまつりの巻」です👻🍧
ばけたくんは食べたものに化けることができるのですが、その化けた姿がとにかく面白くて笑えるのです!
今回紹介している「おまつりの巻」では、チョコバナナやかき氷、たこ焼き、焼きそばなど、お祭りの屋台の定番メニューがたくさん出てきます。見ているだけで、お祭り気分を味わえちゃいます♪
さて、ばけたくんの化ける特徴は、ただ食べたものに全身が化けるわけではないのです。手と足だけは前の姿が残るのです。つまり、チョコバナナを食べた後にかき氷を食べると、手足はチョコバナナで他はかき氷という状態になります🍌🍧
想像するだけで、笑えてきちゃいますよね😊
「これを食べたらどんな姿になっちゃうんだろう?」というワクワク感やドキドキ感を楽しめます。
また、化けた時に「しゃりしゃり がりがり かっちこち」「ぽっこり ぽこぽこ ぽこんぽこん」など、擬音語がたくさん出てきて音やリズム感も楽しめます。2・3才頃だと、パパママの真似をして音読に挑戦する子も出てくると思いますが、親子で一緒に音読を楽しむときにもぴったりの1冊です♪


息子との思い出
「ばけたくん」シリーズは、息子を生む前から大好きな本でした。とにかくばけたくんの化けた姿がおもしろいし、かわいくて大好きです♡
おすすめは2,3才としていますが、小学校低学年の子に読み聞かせても絶対盛り上がります。文が少なめなのと、うまく読めなくても擬音語は楽しみやすいため、自分で本を読むことに苦手意識をもつ小学1,2年生の子どもにおすすめの本として紹介することもあります。
息子も「ばけたくん」シリーズを楽しむのにちょうどいい年齢になったので、お祭り気分も味わえる「おまつりの巻」を読んでみました。
こわがりさんなのに、「おばけ」が大好きな息子。せなけいこさんの「おばけちゃん」が大好きな息子が、「ばけたくん」にはどんな反応を示すのかドキドキで読んでみましたが、「ばけたくん」の化けた姿に固まっていました(笑)
お話の最後に、これまたお祭りの定番であるあの飲み物を飲んで「ばけたくん」は消えてしまうのですが、その場面を見た息子は一言「きえちゃったねぇ」と言っていました(笑)
1回目は固まっていましたが、次の日この本の表紙を見せるとニコッとして、自分から私の膝の上に乗ってきたのでどうやら気に入ったようです。息子でも読めるようにゆっくりと読んであげると、「ふかふか」「シュワシュワ」など真似をして後から読んでくれました♪
読み聞かせの回数を重ねていくことで、本の内容を覚えてくると思うので、一緒に音読する日が楽しみです😊

最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
このブログでは、絵本好きの筆者がこれまでに、実際に息子に読み聞かせてきた絵本を紹介しています。
「絵本を読んであげたい!」という思いをおもちの方に、少しでも参考になればとの思いでブログを書いております。
子どもも読み聞かせをする側も一緒に笑顔になれる、そんな絵本の情報を発信していきます♪