おすすめ3才~

「14ひきのあきまつり」いわむらかずお|読み聞かせ絵本

 絵本の情報

タイトル14ひきのあきまつり
いわむらかずお
出版社童心社
定価1,300円(税抜き)
読み聞かせの目安時間約5分
2022/10/09 現在

 レビュー

紅葉で色づいた秋の森が舞台で、紅葉狩りの時期にぴったり!

・紅葉だけでなく、きのこやどんぐりなど秋の物がいっぱい出てくる!

夏の暑さが和らぎ、涼しく過ごしやすい気候になってきました😊夏の間我慢していたピクニックも、そろそろ復活できそうでとても楽しみです♪⛺

秋の食材も旬の時期を迎えつつあり、地域差がありますが10月下旬ごろから紅葉も楽しめるようになるようです🍁

そんなこれからの季節にピッタリの1冊を紹介したいと思います!

大人気ロングセラー作品「14ひきのシリーズ」第8作目「14ひきのあきまつり」です。

14ひきのねずみの家族たちが、秋の森でかくれんぼや木の実とりをしています。次々と見つかるねずみたち、でもろっくんだけ見つかりません。森の中を探していると、クリタケ兄弟に出会い、着いていくとカエルやどんぐり、虫たちがいる不思議な秋祭りに遭遇します。

その後、突然の風に吹き飛ばされ、気付くそこにはとろっくんがいました。ろっくんが見つかり、最後は家族全員で豊かな秋の森の恵みをいただきます。

いわむらかずおさんが描く秋の森がとても素敵です。紅葉だけでなく、きのこやどんぐり、木の実、虫たち、秋の物がページいっぱいに描かれいます。ちなみに虫嫌いな筆者ですが、いわむらかずおさんの絵の虫は大丈夫で、「うわ、、、」となったことはありません(笑)

sumi

😋上級食育アドバイザーsumiの食育ポイント😋

今回は大人向けの食育のお話で、日本の季節にまつわる年中行事の一つ「紅葉狩り」について紹介します🍁

「紅葉狩り」は、平安時代の貴族の遊びとして始まり、江戸時代になると庶民の間にも徐々に広まったとされています。

「紅葉」は、秋に葉が赤色や黄色に変わる草木全てを差し、葉の色が変わることから、染料をもんで染色する「もみづ」が変化し、「もみじ」と読むようになりました。

また、「狩り」は本来狩猟を指す言葉ですが、野山に分け入り紅葉を探し求める行為自体を指すようになったそうです☝

紅葉狩りに関する食べ物

🍁紅葉鍋

 鹿肉を使った鍋料理です。鹿肉にはたんぱく質やミネラルなどが豊富で、低カロリー。花札の10月に、紅葉と鹿の絵が描かれていたことから、鹿肉は紅葉と呼ばれています。🦌

🍁紅葉おろし

 大根と唐辛子を一緒におろしたものや、大根おろしと人参おろしを混ぜたものです。赤く色づく様子が紅葉を連想させることから、この名が付きました。

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「14ひきのおつきみ」いわむらかずお|読み聞かせ絵本いわむらかずおさんのロングセラー作品「14ひきのシリーズ」の「14ひきのおつきみ」を紹介しています。...

 最後に

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

このブログでは、絵本好きの筆者がこれまでに、実際に息子に読み聞かせてきた絵本を紹介しています。

「絵本を読んであげたい!」という思いをおもちの方に、少しでも参考になればとの思いでブログを書いております。

子どもも読み聞かせをする側も一緒に笑顔になれる、そんな絵本の情報を発信していきます♪