絵本の情報

タイトル | おつきみおばけ |
作 | せなけいこ |
出版社 | ポプラ社 |
定価 | 1,100円(税抜き) |
読み聞かせの目安時間 | 約1分40秒 |
レビュー
・お月見がテーマ
・森の中で見つけた迷子の小さなうさぎちゃんを泣き止ませようと、一生懸命なやさしいおばけちゃん
9月に入りました。今年の十五夜は9月10日㈯です。すすきとお団子を飾ってお月さまに供えて、昔から伝わる美しい行事を、子どもと楽しむいい機会ですね🌝♪
今回はこのお月見がテーマになった絵本を紹介します。
ある日、森の中で迷子の小さいうさぎちゃんと出会うあばけちゃん。うさぎちゃんは、お母さんがいなくなってしまって大泣きです。そんなうさぎちゃんを泣き止ませようと、おばけちゃんお月見の準備をします......
この後の展開での小さなうさぎちゃんの行動に、ちょこっとビックリさせられたり、実はおばけちゃんも泣くことになったり、いろいろと起こります。でも最後には、お団子もお供えしてみんなで仲良くお月見をすることができます。
2・3才くらいの子にぴったりの絵本です😊
すすきとお三方を飾って、お三方の上にお月見団子を積み重ねてお月様にお供えして、初めてお月見を知る子供にちょうどいい内容だなと思いました👍
sumiと 息子 と「おつきみおばけ」
夏の終わりを感じた頃、「そろそろ秋の絵本を読みたいな」と思い、本屋さんや図書館で探していたところ、こちらの絵本に出会いました。
せなけいこさんのおばけちゃんの絵本が大好きな息子。こちらの絵本もすぐにお気に入りになりました。
息子は2才になってから、自分よりも小さい赤ちゃんに興味をもち始めたのですが、赤ちゃんが泣いていると「あかちゃん しんぱいねぇ」と言います🤭
そんな泣いている赤ちゃんを心配する息子と、小さなおばけちゃんの姿が重なります。息子は一人っ子ですが、もしも下の子が出来たら、このおばけちゃんみたいにあやしてくれるのかなと、想像してみたり、、、
お月見がテーマで、古くから伝わる美しい行事を感じつつ、小さいうさぎちゃんを一生懸命あやす小さいおばけちゃんの優しさも感じられるお話で、私も息子もお気に入りの絵本です😊

最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
このブログでは、絵本好きの筆者がこれまでに、実際に息子に読み聞かせてきた絵本を紹介しています。
「絵本を読んであげたい!」という思いをおもちの方に、少しでも参考になればとの思いでブログを書いております。
子どもも読み聞かせをする側も一緒に笑顔になれる、そんな絵本の情報を発信していきます♪