絵本の情報

タイトル | くだもの いろいろ かくれんぼ |
作者・絵 | いしかわ こうじ |
出版社 | ポプラ社 |
定価 | 880円(税別) |
読み聞かせ目安時間 | 約1分50秒 |
こんな方におすすめ
- ことばを これから 覚え始める 幼児を 育児中の方。
- ひらがなを 少しずつ 覚えてほしい 未就学児を 育児中の方。
- くだものの 名前や特徴をこどもに 伝えたい方。
おすすめポイント
本の作り
表紙、裏表紙、ページがすべて厚手に作りで折れにくいです。折れにくいので、ページをめくるのに慣れていない子でも、しっかりとページをめくることができます。
本自体はページが切り抜かれているシンプルな仕掛け絵本となっています。仕掛け絵本なので、読み聞かせ以外でも、こども自身で本をめくって遊んでくれます。

本の印象
8種類の果物を仕掛け絵本で楽しむ本です。一枚の輪郭が描かれていない果物の絵のページに(一色でページを塗りつぶしているページ。(※りんごであれば真っ赤なページ))、その果物の形に切り抜いた ページをめくり、重ね合わせて果物を浮かび上がらせる、「かたぬき絵本」です。
果物の種類は「りんご」「バナナ」「ぶどう」「みかん」「パイナップル」「もも」「メロン」「いちご」で名前はカタカナのものもありますが、段落、擬音語はすべてひらがなで記述してあり、ひらがなを勉強中の未就学児にもおすすめできます。
「のりもの いろいろ かくれんぼ」と同じようにシンプルですが、こどもにとっては新鮮!何度もページをめくって遊んでくれます。

息子との思い出
「のりもの いろいろ かくれんぼ」の姉妹本ということで この本を購入しました。
当時の息子は 本当に簡単な単語を少し言えるようになったばかりだったので、ことばについては覚えてほしいというよりは、楽しんで見てもらえる本として、このシリーズを購入しました。
そんな軽い気持ちで買った本でしたが、我が子は果物を実際に食べるのも大好きであったからか、スーパーでこの本にある果物を見かけると「ばぬな(バナナ)」「もん(もも)」「んちご(いちご)」と、どんどん伝えてくれるようになりました。
そして、スーパーでは果物を手に取り、「みかん…これ、うーたんの!(こどもが自分の呼ぶときの表現)」と手放さなくなったり、そんな可愛い場面を何度も目にするようになりました。
最後に(パパ編)
普段から子供が寝る前の読み聞かせを夫婦で協力して行っています。
パパ編ではパパが担当するときによく読む本のことや、子供との嬉しかった思い出などを記事にしています。
絵本を読み聞かせていると、ちょっとした言葉の変化が嬉しかったり、絵本選びをママや子供と一緒にしたりするのが楽しくなります。
文字少な目でゆるーい感じですが、参考にしていただけると幸いです。では。🌝