おすすめ2才~

「パンのおうさまシリーズ」えぐちりか

 絵本の情報

タイトル・パンのおうさま
・パンのおうさまとシチューパン
・パンのおうさまとおきさきさま
作者えぐちりか
出版社小学館
定価1,210円(税込み)
読み聞かせの目安時間約2分25秒
2022/07/28 現在

 レビュー

「パン!?」、本の形がパンそっくりで子供の好奇心をグッと掴む!

お話のなかにもパンがいっぱい!食への興味アップ!

・パン好きの王様のハチャメチャな思いつきが笑える!

見た目からインパクトあります。さらに触ってびっくり、本なのにフワフワなのです🍞もうこの時点で、子どもの心鷲掴み間違いなしですよね!

もちろんお話の中にもパンがたくさん出てきます。見たこともないパンがたくさん登場しますが、この本を読み終わると、何だかパンを食べたくなってしまいます。

シリーズ1作目の「パンのおうさま」のあらすじを紹介します。

あるところにパン好きの王様がいました。

ある時王様は「この国の全ての物をパンにしなさい!」という命令をするのです。

村人たちは大慌てで、家やぼうし、靴、ペットまでもパンに作り替えるのでした。

国中がパンだらけになって満足した王様は、かいパンを履き、ベーグルのうきわをつけて海水浴に行くのですが・・・

この後の展開は大体想像できますよね(笑)

「パンのおうさま」はシリーズとなっていて、「パンのおうさま」「パンのおうさまとシチューパン」、「ぱんのおうさまとおきさきさま」の3作あります。

パンの王様、1作目で失敗しているのですが、また懲りずに無理難題を家来たちに命じます(笑)ハチャメチャな思いつきで必ず失敗してしまうのですが、なぜか憎めなくて、「次はどんなことを思いついたのかな?」というワクワク感すらも楽しめます。

作者のえぐちりかさんですが、広告やCMのデザインを手掛けたり、息子も大変お世話になったベネッセこどもチャレンジbabyの教材デザインも手掛けたそうです。

こちらの「パンのおうさま」で街の本屋が選んだ絵本大賞3位、LIBRO絵本大賞4位等も受賞されたそうです👏

 息子との思い出

こちらはまだ息子が生まれる前、本屋さんで一目ぼれをして購入した本です。

息子が1才半ごろになった頃、こちらを取り出して見せてみたところ、にぎにぎしたり、ちょっとかじってみたり、絵本を開いてみたりと興味津々な様子でした。

お話の面白さは、2才になり言葉の理解力が上がってきて、段々わかるようになってきているようです。

見ているだけでも楽しいようで、絵本棚から取り出し自分でペラペラとめくって楽しむ姿もよく見られます。

最近思わず笑ってしまったのが、

いつも通り「パンのおうさま」を棚から出してペラペラめくり始めたと思ったら、急に「パンが@>%&#」、次のページも「パンが@#$%*;」と、「パンが」を主語に喋り始めたのです(笑)恐らく本人は読む真似をしているのでしょうが、一生懸命な表情と、何を言っているか分からない言葉が可愛くて可愛くてキュンとなりました♡

 最後に

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

このブログでは、絵本好きの筆者がこれまでに、実際に息子に読み聞かせてきた絵本を紹介しています。

「絵本を読んであげたい!」という思いをおもちの方に、少しでも参考になればとの思いでブログを書いております。

子どもも読み聞かせをする側も一緒に笑顔になれる、そんな絵本の情報を発信していきます♪