絵本の情報

タイトル | まいごのたまご |
作 訳 | アレックス・ラティマー 聞かせ屋。けいたろう |
出版社 | KADOKAWA |
定価 | 1,400円(税抜き) |
読み聞かせの目安時間 | 約5分30秒 |
レビュー
・様々な恐竜が登場し、それぞれの恐竜の特徴がお話の文にも、絵にも描かれている。
・迷子のたまごがママパパを探し回り、無事ママパパのもとに帰ることができた場面に感動!
アレックス・ラティマーさんが書いたお話を、聞かせ屋。けいたろうさんが翻訳した「まいごのたまご」。 聞かせ屋。けいたろうさんを、この絵本をきっかけに知り、気になって調べてみると公式HPがありました。路上で大人や子どもに絵本を読み聞かせをしたり、絵本の文章や翻訳を手掛けたり、全国で講座を開いたりしているそうです。
ある日、山の上からたまごが転がり落ちてきました。岩にぶつかりポーンと跳ねて、ストンとやっと止まりました。
どしんどしん 近くから聞こえくる足音に「もしかして、、、ぼく、あなたのたまごですか?」と聞いてみますが、
背中にツンツンがなく、ステゴザウルスではないようです。
その後も聞いていきますが、首の長いブラキオサウルス、角のあるトリケラトプス、頭にとさかのあるコリトサウルス、口に歯のあるティラノサウルスではないようです。
なかなかママとパパが見つからず、泣き出しそうになるたまご、、、
その時沈みかける太陽の光がたまごを照らし、卵の中身を映し出したのです。たまごの中身を見た恐竜たちは、誰のたまごか分かり、無事ママパパのもとに帰ることができました。
7種類の恐竜が登場します。首が長いであったり、角あるであったり、恐竜たちの特徴が文章にも、大きな絵にも表現されています。恐竜に興味をもち始めたり、恐竜を初めて知るきっかけになったり、初めての恐竜絵本にピッタリです😊
また、迷子のたまごが一生懸命恐竜たちに尋ね、自分の親を探す姿には、親として胸がギュッとなる思いでした。パパママがなかなか見つからず、泣き出しそうになる場面からの親子の再開、そして卵からひなが孵る場面は感動です。3才から楽しめる内容や文量ですが、大人も感動できるお話になっています。
子どもにもパパにもママにもおすすめしたい1冊です🦖

最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
このブログでは、絵本好きの筆者がこれまでに、実際に息子に読み聞かせてきた絵本を紹介しています。
「絵本を読んであげたい!」という思いをおもちの方に、少しでも参考になればとの思いでブログを書いております。
子どもも読み聞かせをする側も一緒に笑顔になれる、そんな絵本の情報を発信していきます♪