絵本の情報

タイトル | つきみのまつり |
作 絵 | 羽尻利門 |
出版社 | 世界文化社 |
発行年月 | 2023年8月20日 |
定価 | 1,400円(+税) |
読み聞かせの目安時間 | 約4分50秒 |
レビュー
今回は、十五夜がテーマの絵本を紹介します♪
まだまだ暑い日が続く中、お月見はまだまだ先のような気がしますが、2023年の十五夜は9月29日だそうです。あと1カ月ちょっとですね😊
十五夜は秋の美しい月を観賞しながら、秋の収穫に感謝をする行事です。
月見だんご、すすき、芋などの収穫物などを供えて、さまざまな物事の結実に対して感謝と祈りを捧げるのだそうです🎑🌕🐇🍠
十五夜、お月見の日にお祭り来たキッカとゲント。
お祭りの広場を抜けると、参詣リフトが。ぐおんぐおんとリフトに揺られ頂上に着くと、そこで待っていた巫女さんに連れられ、観月祭の会場にきます。
虫の鳴き声、祈りの言葉、太鼓の音、巫女さんの舞、
気付くとキッカとゲントの周りには、山の生き物だらけ。
全場面に共通して4つの平仮名が隠れており、その文字をつなげると、このお話にちなんだ言葉になります。お話も、文字さがしも楽しめます♪
”人も動物もすべての生きとし生けるものが美しい満月をめでる観月祭の物語”
秋に子どもに読み聞かせたい1冊です。
![]() | 価格:1,540円 |

😋上級食育アドバイザーsumiの食育ポイント😋
十五夜の満月は一年の中で最も美しいと言われ、「中秋の名月」として歌や俳句などでもよく詠まれていますね🌕
満月は農作物の豊かな実りの象徴とされ、五穀豊穣を祈ります。また、とれたてのサツマイモを備えるため、「芋名月」とも呼ばれています🍠
十五夜の行事食
🌕月見団子
月に見立てて丸く作ったのが始まりとされています。お団子は、1年の満月の数である12個(閏年は13個)、あるいは十五夜にちなんで15個を、三宝の上にピラミッド型に供えます。縁側などの外に飾り、夜露がついたお団子を食べると、健康になれるという言い伝えがあります。
🌕里芋
江戸時代までは、月見団子ではなく、当時の主食であった里芋が供えられていたそうです。里芋の子芋の根を落とし、皮付きのまま蒸かすか茹でて、塩をつけて食べます。里芋は次々と株が増えていくため、子孫繁栄を表す縁起のよい食品とされました。
9月の旬の味覚
・アワビ ・梨 ・松茸 ・ミョウガ



最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
このブログでは、絵本好きの筆者がこれまでに、実際に息子に読み聞かせてきた絵本を紹介しています。
「絵本を読んであげたい!」という思いをおもちの方に、少しでも参考になればとの思いでブログを書いております。
子どもも読み聞かせをする側も一緒に笑顔になれる、そんな絵本の情報を発信していきます♪