絵本の情報

タイトル | うずらちゃんの かくれんぼ |
作者・絵 | きもと ももこ |
出版社 | 福音館書店 |
定価 | 900円(税別) |
読み聞かせ目安時間 | 約2分10秒 |
こんな方におすすめ
- ことばを 覚え始めている 幼児を 育児中で、ほんの少し長めの物語を読み聞かせしようと考えている方。
- ひらがなを 少しずつ 覚えてほしい 未就学児を 育児中の方。
おすすめポイント
本の作り
表紙、裏表紙、はハードカバーで所謂、上製本の作りです。ページに使われている紙は柔らかく、薄っすらと光沢がありますが、反射で見づらいといったことはありません。
ミシン綴じの作りで、本の中心ページに糸の縫い目が入っています。

本の印象
可愛らしい「うずらちゃん」と「ひよこちゃん」が仲良く遊んでいる物語。キャラクターの見た目や風景はどれも基本的に丸みを帯びていて、親しみやすく、子供も取っつきやすそうな描画となっています。
風景は空などの背景を色で塗りつぶしているのではなく、基本白地ベースで、芝や木々、雲が必要に応じて描かれています。
ストーリーとして「かくれんぼ」が題材となっていて、読み聞かせ中に「うずらちゃん」や「ひよこちゃん」がどこに隠れているかを、こどもに見つけてもらうような読み聞かせ方ができます。
「うずらちゃん」や「ひよこちゃん」の見つかるときのリアクションが可愛く表現してあり、こどもにとっても物事の反応について見て覚えてもらえるような素敵な絵本となっています。

息子との思い出
出会いから思い出深い本。我が子がじーじ、ばーばの家で発見!
見つけたその日の夜に読み聞かせループ
東京へ持って帰ってもほぼ毎日読み聞かせをしていた本となります。
キャラクターや絵のタッチが気に入ったのか、はたまた、かくれんぼの風景が気にいたのか、いづれにしても、お気に入りの時間がとても長かった印象の絵本です。
ストーリーの中で、ひよこちゃんが木から落ちるシーンがあるのですが、その時に発する「あいたたた」を真似して、「あたたたたー」と言いながら可愛く「ころ~ん」とお布団の上で転がって見せてくれたり思い出を沢山くれた本でもあります。
そのほかのシーンでも、リアクションを真似してくれるなど、我が子の仕草がパパを骨抜きにしてくれた本でもありました。とてもおすすめの一冊になります。
最後に(パパ編)
普段から子供が寝る前の読み聞かせを夫婦で協力して行っています。
パパ編ではパパが担当するときによく読む本のことや、子供との嬉しかった思い出などを記事にしています。
絵本を読み聞かせていると、ちょっとした言葉の変化が嬉しかったり、絵本選びをママや子供と一緒にしたりするのが楽しくなります。
文字少な目でゆるーい感じですが、参考にしていただけると幸いです。では。🌝