絵本の情報

タイトル | がまんのケーキ |
作者 | かがくいひろし |
出版社 | 教育画劇 |
定価 | 1,000円(税抜き) |
読み聞かせの目安時間 | 約3分45秒 |
おすすめポイント
・「我慢」を学べる!
・鯉と亀のやりとりがユーモアたっぷりで笑える!
・かがくいひろしさんが描くユニークな登場人物!
大好きなけろこと3人でケーキを食べるため、目の前に置いてあるケーキを必死に我慢するこいたろうとかめぞうのお話です。
二人の「ケーキを食べたい!」という気持ちと、「けろこさんが帰ってくるまで待たないと」という気持ちの葛藤が描かれているので、我慢について学ぶことができます。
目の前のケーキを食べたくて仕方がないこいたろう、必死に止めるかめぞう。しかし、こいたろうの誘惑に心が揺らぐかめぞう...
二人のやりとりがユーモアたっぷりで笑えてきます。
登場人物がこれまた個性的で、絵を見ているだけでも楽しくなります。けろこさんは、お話の前半部分では名前しか出てこず、終盤らへんでやっと登場するのですが、「おぉ!?」とちょこっとビックリしてしまいました(笑)
かがくいひろしさんの絵本は、クスって笑えるお話がたくさんあってとてもおすすめです。以前紹介した「なつのおとずれ」も合わせてご覧ください!

息子との思い出
かがくいひろしさんの「だるまさん」シリーズが大好きな息子、この夏「なつのおとずれ」にもはまったので、かがくいひろしさんの絵本を新調したいと思っていたところ、こちらの本に出会いました。
表紙のおいしそうなケーキに鯉と亀が何とも言えない表情で乗っている絵や、「がまんのケーキ」という題名から、「絶対おもしろい!」と確信しました。
表紙の裏には12種類のケーキが描かれていて、「うわあぁ!!」と目を輝かせる息子。「これ、うーたんの!」(息子は自分のことをうーたんと呼びます)とショートケーキを指さし。「ママは?」と聞かれたので「ママはこのくまさんのケーキがいいな」と答えると、「これうーたんの。これママの。あむあむあむあむ。」と食べる真似っこをしていました。まだ、お話が始まってすらいないですが、このやりとりが尊い...。
ぜひお子さんに「〇〇ちゃんは、どのケーキがいい?」と問いかけてみてください😊
お話自体は、2歳半の息子にはまだ少し難しいようですが、ユニークなキャラクターの表情やおいしそうなケーキに夢中で、ジッと座って聞いてくれました。
自我が芽生え、自己主張の強さが日に日に増していく息子。「我慢」ということを学んでもらういい機会だと思い、これからも読み聞かせていきたいと思います。
最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
このブログでは、絵本好きの筆者がこれまでに、実際に息子に読み聞かせてきた絵本を紹介しています。
「絵本を読んであげたい!」という思いをおもちの方に、少しでも参考になればとの思いでブログを書いております。
子どもも読み聞かせをする側も一緒に笑顔になれる、そんな絵本の情報を発信していきます♪